牛道雨情 (4/21)

4月6日 土京川
3日ほど前、テンカラN氏が栗巣川で釣ったアマゴを見せに来てくれました。魚篭の中には、20cm前後のアマゴが十数匹。さすがにベテランテンカラ師です。彼の話によると「まんだ水面まで出てこん。みんな毛ばりを沈めて釣った」そうです。ポイントは「流れの緩くなった、落ち込みの手前がええ」とのこと。う〜ん、色々と勉強になりますネ。

今回の釣行場所は、和良・土京川。右の写真がその風景です。まあ、この位置に川の写真が来ると言うことは、釣れなかったわけですが・・・。
この日の天気は曇り。湿りっ気の多い風が吹いて、夜は絶対雨!、といった感じでした。「こんな日にはニンフがいい。」なんて記事を読んだことがあるけど、めんどーくさいし、イワナならともかく、アマゴ相手に、沈めて釣る技術もない。とりあえず、小アマゴならドライでも出てくれたので、ずっと、それで通しました。で、やっぱり小アマゴしか釣れなかった。
前述、テンカラ師の教えが、全く活きていません。まだまだ、まだまだ修行が足りませんネ。

翌7日の夕方、九頭竜、林谷バックウォーターで、ウグイをしこたま釣る。途中に出会ったルアーマンから「イワナ狙いですか?」と聞かれたので「ええ、釣れたらいいですね」と答えておいた。本当はキャスティングの練習ついでに、ウグイ釣りしてたんだけど・・・。

4月14日 オンボ谷
昨年の4月15日に、このオンボ谷で6匹釣ってます。バラシも結構多くて、なかなか良かったようでした。
さて、同時期に来た、今回の釣果は・・・。

今日のオンボ谷(本当はヲンボ谷と言う。こっちの方が感じが出るので、これからはヲンボ谷で通す。)は、平水で、微風。天気は晴天で、久々の好条件に恵まれました。谷でのビールが美味しく感じられたのは、今年初めて。
さて、釣果は15〜17cmを10匹くらい釣ったかな?サイズはともかく、まずまずの釣果。結構楽しめました。ただ、ここぞ、と言うポイントで出なかったり、出ても17cm止まり。きっと20cm以上の魚が居るんだろうけど、毛ばりは食いたく無いんでしょうね。
ちなみに、1匹にストマックポンプを入れてみたところ、小さな川虫と、岩苔が出てきました。この魚は、岩をはんで川虫を食べてたのかな?まったく、アユみたいなヤツですね。

夕方は鹿倉川(ヲンボ谷の下流)へ移動。ガガンボのスーパーハッチの中、カワムツ攻撃をかわして(フライサイズを#16→#14へ)、17cmアマゴを2匹。ここののアマゴは、体高があって立派な魚体です。同じ17cmでも、ヲンボ谷のやせた魚とは(写真の魚)大違い。ただし、川は汚いし、カワムツだらけ。う〜ん、悩むところですね。

ところで、今日は偶然にも、谷で岐阜のK氏に出会いました。これで山の中でK氏と出会ったのは4回目。今までに出会った場所は、六厩川、伊勢川、粥川。そして、今回がヲンボ谷。六厩川以外は、なかなかの、マニアックな所です。偶然とは言え、よくお会いしますね。これも、私の釣行回数の多さもあるし、まあ、K氏は私のフライの先生なので、釣行場所が重なるのは、あたりまえなのかな。
Kさん。また一緒に釣り行きましょう。   

4月20日 栗巣川  PM1:00〜4:30
ここんところ、ずっと和良川水系を釣ってましたが、そろそろ長良川水系の雪代も落ち着いたはず。
今回は、栗巣川へ出かけました。

さて、その栗巣川ですが、2日前の雨のせいで、水位はやや増水。天気は曇りで風がやや強く、肌寒い一日でした。私は、途中からカッパを着込みました。ようするに、フライには、あまりいい条件じゃなかったわけです。
釣果のほうは、15〜20cmを5匹ほど。とは言っても、20cm1匹(写真のアマゴ)と、15cmを4匹と、いったところか。もうちょっと、アベレージサイズを上げたかったですね。
今日は、最初のポイントで、20cmが釣れて「意外に釣れるかも?」と、思ったけれど、その後が続かなかった。魚の出方もシビアで、なかなかしっかりとは、咥えてはくれませんでした。今回同行してくれたK氏も、イマイチ。お互い、やや消化不良の一日でした。

先週、中津屋で、40cmのサツキマスが釣れたらしい。いくら暖かいとは言え早すぎ。ホントかな?。でも、釣った人が居るんだから、ホントなのかな。

4月29日 牛道川  PM0:00〜3:00
いよいよゴールデンウィークが始まりました。
この時期の私の釣行パターンは、近場の川を、チョコチョコと突っつきます。メジャーな河川は人が一杯だし、ホントに行きたい川は、まだまだ早いンですね。昨日も、栗巣川と、那比川を回ったけど(18cmを2匹)釣り人は、まばら。渇水のせいか貧果に終わったけど、のんびりとした釣りが出来ました。

今日の牛道川も、あんまり釣り人はいませんでした。ただ、入りたかった上流部には、さすがに車が止まっていたので、養魚場のところから釣り上がりました。
ここも渇水で(岩の水跡を見ると、いきなり渇水になったみたい)釣果はイマイチ。15〜18cmを4匹のみ。ドライフライには無反応で、すべてウェットで釣りました。左の写真は、最初に釣れた10cmイワナ。あまりに可愛かったので、おもわずパチリ。

今回は、ドライフライではキツイだろうな〜、と思って入渓したので、久々にカーボンロッドを持っていった。ウェット用にと今年買った、ダイワの8’3”#3で12000円くらいの竿。これがまた、扱いやすい。調子の方もピンピンしてなくて、バンブーロッドのようにヌメーとなって、私好み。カーボンだから当然軽い。
はたして、私のように苦労してバンブーロッドを使う意味は何なんだろう?

見栄っ張りの私: いやいや、苦労したいからバンブーロッドなんですよ。 ・・・??